アドビ認定トレーナー制度

アドビ認定トレーナー制度(ACTP)は、
米アドビシステム社が主催するトレーナー認定資格で、
アドビ製品に対する高い技術レベルと人に分かりやすく教える能力を併せ持ち
製品についての高レベルな知識・技術を持っているという証明でもあります。
アドビが厳しい基準を定めて認定する資格のことです。

このトレーナーになるには、アドビ認定エキスパート（ACE）を
取得する必要があります。

アドビ認定トレーナーになるのは、かなり難しく、
認定されるのに高度な技術と知識を要し、
取得するのに数年かかる人もいるようです。


認定試験はアドビ社の各製品毎に実施されるので、
バージョンアップした製品については新たに認定が必要となります。
例えばイラストレータやフォトショップでもバージョンが上がると、
そのバージョン毎に認定を受け直さないといけません。

アドビ認定トレーナー制度の認定条件は、アドビ製品使用経験、
トレーナーとしての実績、
そしてアドビ認定エキスパート（ACE）の取得、
メールアドレスとインターネット接続環境の整備となっています。

アドビ認定トレーナー認定試験の受験費用は１８０００円で、
認定費は1万円となっております。

アドビ認定トレーナーの企業などからのニーズは
WebやDTPと比較するとまだまだ低いですが、高度な技術、
知識を持っている人がそれほどいないこともあり、徐々に高まりつつあります。

またアドビ認定トレーナーのメリットは、
アドビ社製品の最新の情報が一般の使用者よりも早く入手できることです。
また、アドビのホームページに名前が紹介されるので、
ここで自分を、または自分の会社をアピール売り込みたい方には
営業と行った面でも優位になるかもしれません。

資格試験 シニアITアドバイザーとは

シニアITアドバイザー（SITA（サイタ）:Senior IT Adviser）は、
株式会社富士通ラーニングメディアが主催する
パソコン初心者の指導を担うシニアの方を対象とした資格で、
一定の水準のパソコンに関する知識とアドバイス技術を持つ者
であることを認定する試験です。
このシニアITアドバイザーは、2000年11月1日から始まりました。

この資格試験は3級１級まであります。
１級・２級の１次試験と３級は自宅のパソコンを
使用したオンラインの試験が可能です。
１級・２級の２次試験は、全国各地の実施会場での受験になります。
これらには実際のパソコン指導場面を想定された
インストラクションの審査もあります。

受験する資格は、それほど厳しくなく
概ね50歳前後以上で、メールアドレスを持っている方という2点です。

またこのシニアITアドバイザーの資格は初心者の方に
パソコンの指導することにより社会参加したい方を対象としています。
また、自分のパソコンの技術をもう一度確認したい方にもオススメです。

シニアITアドバイザーとは、
シニア向けのパソコンスキル認定制度です。
あくまでも一定水準の技術を認定する、というもので
公的機関などでの講師資格を認定されるものではありません。

この資格についての詳しいお問い合わせは下記アドレスへお願いします。
http://www.knowledgewing.com/oc/sita/sita_top.html

資格試験 日商マスターとは

日商マスターとは、日本商工会議所の主催で平成４年度にスタートした認定制度です。
IT機器操作のプロの指導者を育成するために作られた資格試験になります。

この日商マスターの資格ははITだけでなく、
日本語の正しい使い方やビジネス文書などの作成の高いスキルも求められます。

日商マスターの試験を受けるには、実務経験と研修が必須になります。
3日間の指導研修受講の後、指定の教育機関で200時間以上の
実務経験を受けなくてはいけません。

最近の日商マスターの合格率は大体5～6％程度と言われていますが、
合格率の詳細は未公表になってます。上記の研修と実務を経験しても、
合格するのはかなり難しいようです。

就職や派遣で働く際にのこの資格を持っていれば有利になるようです。

日商マスターの受験資格は
・EC実践能力検定2級以上
・日商PC検定試験2級以上
・販売士検定2級以上+日本語文章処理技能検定3級又は
　ビジネスコンピューティング検定3級
・簿記検定2級以上+日本語文章処理技能検定3級又は
　ビジネスコンピューティング検定3級
です。

日商マスターの試験内容は、面接試験と筆記試験があります。

さらに日商マスターは３年毎に資格更新制度をとっており、
更新しないと登録抹消となります。
2005年11月末現在での有資格者は419名となっています。